看護師のyukinoです。
看護師免許をはく奪される人って、いるのかな?という疑問が浮かび、調べてみると、やっぱりいるんですよね。
2019年の免許はく奪者のはく奪された理由やどういう場合に看護師免許をはく奪されるのかについてお伝えしていこうと思います。
2019年は23名が行政処分。
2019年11月12日に、厚生労働省は、保健師助産師看護師法に基づき、刑事事件で有罪が確定した23名の看護師に行政処分が下されました。
1月~3年免許停止:16名
戒告処分:1名
せっかく取得した看護師や保健師、助産師の資格なのに、2019年だけで6名も免許はく奪されています。
なんだか悲しくなってしまいますね。
何をして、どの様な理由で有罪になっているか気になるところですよね、発表されている内容についてお伝えします。
・傷害
・建造物等以外放火
・ストーカー行為等の規制等に関する法律違反
・住居侵入、建造物損壊、ストーカー行為等の規制等に関する法律違反
・偽造有印公文書行使
やってはいけないことをしてしまった印象がありますね。
また、これらの刑事事件の一部はネット上のニュースとして取り上げられていました。
有罪となっている看護師は、どこに住んでいるか、名前、年齢など、公開されています。
有罪となっているから、犯人として、名前がネットに載っているってめっちゃ怖いですよね。
まじめに生きようと思いました。
次に、業務停止の理由としては、
・覚せい剤取締法違反
・公然わいせつ
・富山県迷惑行為等防止条例違反
・児童買春
・住居侵入、窃盗
・道路交通法違反
罪の重さによって、業務停止の期間が変わってきます。
薬物の恐さを知っているはずの看護師でも、大麻や覚せい剤を使用する人がいるのですね。
今年は、多くの芸能人が薬物使用で逮捕されていましたが、無くなることはないのでしょうか…
最後に、戒告は、過失運転致死傷の1件です。
道路交通法違反や、過失運転致死傷など、車やバイクでの事故などでも、業務停止や戒告処分となるのです。
普段、車の運転をする方は、日ごろから注意が必要ですね。
何をしたら免許はく奪されるの?
「これをしたらアウト!」という、明確な基準はないようです。
とりあえず、犯罪はNG!ですよね。
あたりまえですけど。
2019年でも、覚せい剤法違反で免許はく奪されている件と業務停止の件があります。
詳しい状況・背景などは分かりませんが、同じ罪でも、内容によっても差が出てくるのかもしれません。
過去数年の行政処分を受けている看護師について、見てみましたが、ほとんどが、覚せい剤や暴行、窃盗、放火など、医療に関係のない犯罪ばかりでした。
ということは、病院などの医療の場を離れているときに、起こした犯罪などが原因となる場合が多いようです。
そりゃ、そうですよね。
病院ではニコニコしてても、プライベートではストーカーしたり、窃盗している人なんて信頼できないですよね。
お年寄りに優しくしてるけど、電車に乗ったら痴漢する看護師とか最悪ですね。
看護師だから、仕事中もプライベートもまじめにニコニコしている必要はないと思いますが、犯罪はダメです。
これから年末年始で飲み会が増えます。
くれぐれも、飲酒運転なんてしないでくださいね。
しかし、過去には、病院内での犯罪や医療ミスがありました。
知識の欠如によって、薬剤の使用方法を誤り、患者さんを死亡させた事例。
医療物品の使用方法を誤り、患者さんを死亡させた事例。
などがありました。
我々は、患者さんの命に関わる仕事をしています。
ミスをしないように細心の注意を払い、何度も確認作業をしていても、大きな事故が起きてしまうこともあるのです。
こういう場合は、業務停止となることが多く、ほとんどが6か月以内に業務停止が解除となっています。
業務停止後の復帰は、元の職場に戻ることが多いそうですよ。
看護師本人が罪に問われる場合ももちろんありますが、病院の責任ともとられる場合もあるようです。
薬剤や医療物品の使用方法の誤りによる死亡事故は、一言同僚や先輩に確認していれば防ぐことができたのかもしれません。
しかし、確認することで「怒られるかも…聞けない…」という状況もあったようです。
知らないことを質問できない状況って、恐怖ですよね。
誰にでも知らないことはあるはず。
質問しやすい職場環境は、患者さんはもちろん、自分自身を守るためにも必要となってきます。
人として正しく生きていたら、看護師免許をはく奪されることは、滅多にないことでしょう。
しかし、1年間で、免許はく奪をされる人や業務停止、戒告となる看護師がいるということを知っておく必要があるでしょう。
自ら犯罪を犯す場合もあるし、車の事故や医療ミスなど、意図的ではない場合もあると思います。
どのような状況でも、注意していきたいですね。
まとめ
看護師が免許をはく奪されるときは、犯罪を犯したときや医療ミスなどによって患者さんの命を奪った時です。
意図的ではなくても、犯罪行為は犯さないように!
まっすぐに生きていきたいものですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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