訪問看護師になるには?経験年数や技術は必要?

看護師向け記事

看護師のyukinoです。

2025年問題を目前に、訪問看護師の需要は高まっています。
2025年問題までに働き方を決めるべき?看護師は今後どうなる?

在宅看護に興味はあるけど、経験年数とか技術的に不安があって、一歩を踏み出せないという方もいるのではないでしょうか。

そこで、訪問看護師になるためには、何が必要なのかについて、お伝えしていこうと思います。

訪問看護師になるには?

訪問看護師として働いている人は、約4万人(平成25年)です。

2025年までに訪問看護師は、15万人必要だと言われているんですよ。

間に合うかは分かりませんが、訪問看護師って子育て中のママ看護師にとって、働きやすい環境のようです。

実際に、訪問看護師として働いている人の多くが、ママ看護師なんだそうですよ。

訪問看護師の仕事内容やオンコールについて、まとめた記事があるので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
訪問看護師がママに人気!仕事内容ってよく知らないけど何するの?

訪問看護のメリットは、

・夜勤がないこと
・一人の患者さんと向き合えること
・訪問中はその患者さんのことだけを考えられること
・体力的に楽

だと思っています。

反対にデメリットは

・給料は低め
・移動が大変
・人のお家が苦手な人はキツイ

ってことですかね。

私が、看護師を目指した理由は、祖母が自宅で倒れた時に何もできなくて悔しかったからなんです。

なので、自宅で疾患を抱えながら生活している方に元々興味がありました。

また、在宅医療や訪問看護の分野が好きです。

現在、子育て中で、休職していますが、復帰後は訪問看護師になろうと思っています。

しかし、訪問看護師って、誰でもなれるのでしょうか?

以前までは、「病棟経験3~5年以上必要」という決まりがあったようです。

確かに、一人で訪問先へ行って、トラブルがあった場合、経験がないと対処が難しいですからね。

しかし、2015年くらいから、新人さんも訪問看護師になれるようになっています。

新人さんって大丈夫?
何かあった時対処できるの?

不安があるのは分かります。
新人さんでも訪問看護師として働ける理由があるんです。

近年、通信手段が発達していますよね。

訪問看護師は、訪問の際にPHSやスマホなど、連絡を取れる電子機器を必ず持っていきます。

なので、もしトラブルや、わからないことがあっても、先輩やほかのスタッフへ確認や相談の連絡が出来ます。

現在は常に、誰かに相談できる体制が出来ているんです。

また、新人教育の制度も確立してきており、ひとり立ちするまでは、しっかりと先輩看護師がサポートできるようになっています。

行動は1人でしますが、他の看護師と連絡が取れるサポート体制が整っているんです。
判断が難しい場合でも、心強いですね。

ということは、看護師免許さえ持っていれば、訪問看護師になることは可能ということですね。

しかし、注意が必要なことがあります。

それは、訪問看護師は、その地域に住んでいる方々を看護しますよね。

ということは、言葉遣いやあいさつなど、基本的な礼儀などは身につけておかないといけないでしょう。

病棟経験や技術はどの程度必要?

先ほど、新人看護師でも、勤務可能とお伝えした通り、病棟経験はなくても大丈夫という研究結果も出ています。

新人さんでもOKなら、ブランクのある潜在看護師もOKということですね!

しかし、正直、技術面で不安がありますよね。

訪問看護師に必要な看護技術は、病棟看護師と同様です。

排便コントロールのための浣腸・摘便
血糖測定、インスリン注射
入浴介助、清拭、足浴

などが、必要です。

時々、採血や点滴もあるようですが、それは患者さんの様態や医師の考えによります。

頻度的には、少ないでしょう。

訪問看護の役割として、疾患を抱えながら、在宅で生活する患者さんの状態悪化がないかを観察することが重要となります。

そして、在宅療養を支えるうえでの指導も大切となります。

また、患者さんを支えるご家族の疲労状態、精神状態も同時に観察すべき点ですね。

看護技術も必要ですが、患者さんやご家族を支えたいという気持ちと、寄り添いたいと思う気持ちが重要だと思います。
看護のお仕事

まとめ

訪問看護師になるには、経験や高度な技術は重要ではありません。

観察力や判断力などが必要となってきます。

新人さんやしばらく現場を離れていた看護師にも、おすすめですよ。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

コメント

  1. […] 訪問看護師になるには?経験年数や技術は必要? […]

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