看護師のyukinoです。
このサイトを見ているあなたは、看護師に興味はあるけど、自分にできる仕事なのか?と悩んでいる方が多いのではないでしょうか。
そういう方に向けて、看護師が普段どのようなことをしているのか、誰にでもできる仕事なのかについてお伝えしていこうと思います。
少しでも参考になればうれしいです。
看護師の仕事って何するの?
看護師って注射や採血ばかりをしているイメージですか?
注射や採血もしていますが、働く場所によって、何をするのかは変わってきます。
救急で働いているなら、救急治療が必要な患者さんを治療します。
慢性期病院で働いているなら、状態が落ち着いている患者さんに関わります。
クリニックで働いているなら、風邪や体調不良の訴えがある患者さんの対応をします。
何が言いたいかというと、「様々な状態にある患者さんに合ったケアをするのが看護師だ!」ということです。
看護師をする以上、たくさんの知識が必要となります。
なぜなら、知識がないと、患者さんの異常に気付けず、患者さんに合ったケアができないからです。
例えば、ある人が腹痛を訴えているとしましょうか。
まず、なぜ腹痛が起こっているのか原因を考えます。
患者さんに聞いたり、観察します。(変なものを食べなかったか、下痢をしていないか、吐き気はないか、熱はないか、お腹のどこが痛いのか、どんな痛みか、顔色はどうか、冷汗は出ていないか、下血はないかなど)
患者さんが「昨日カキを食べました…」と言い、下痢と嘔吐があれば、ノロの可能性が高い!便と嘔吐物の処理に注意が必要だ!やばいやつだ!うつるぞ!と判断できます。
しかし、知識がなければ、患者さんから何を聞いて、どう対処すればいいかわかんないですよね。
なので、看護学校で人の身体やメンタルなどについてたくさん勉強します。看護師になってからもずっと学びの日々です。
私は、患者さんのためにできる最善のケアを提供することが看護師の仕事だと思っています。
なんだか、たくさん勉強しないといけないし、大変そうだと思いますか?
確かに大変な仕事だと思います。
でも、結構楽しいこともあるんですよ。
この仕事には、向いている人と向いていない人がいると思います。
向き、不向きは?誰でもなれる?
正直、誰でもなれるって言ったら、なれます。
看護学校を卒業して、国家試験に合格すればいいんですからね。
でも、続かないと思います。
どういう人が向いているかというと、「人に興味がある」「人と話すのが好き」「人のために行動できる」こういう人だと思います。
人に興味がある
人に興味がないと、看護学生なんて、人に関する授業ばかりですからね。全然頭に入ってきませんよ。
人に興味があったら、「へー!」「そうなんだ!」と面白い発見があったりします。
そして、先ほどもお伝えした通り、患者さんを観察して、異常はないかを見極めないといけない立場ですから、人に興味がないと患者さんの小さな変化に気が付かないかもしれません。
人と話すのが好き
患者さんは身体に病気を抱えています。身体的にしんどいだけではなくて、精神的にもつらいはずです。
そんな患者さんに寄り添って、話に耳を傾けられ、共感できないと看護師としてはやっていけないと思います。
悩みがあるときって、ただ誰かに話を聞いてほしいときってありますよね。
また、日常的な会話からも、患者さんの大切な情報や気持ちを聞けるかもしれません。人と話すことが好きな人と嫌いな人では、得られる情報の量が大きくかわってきます。
人のために行動できる
看護師って、患者さんのために日々行動しています。
きれいでかっこいい処置ばかりではありません。
患者さんの状態によっては、おむつ交換も日常的にします。
というより、排泄の介助の占める割合は大きいです。
他にも、自分のやりたい仕事があっても、患者さんからナースコールがあれば、そちらを優先する必要がありますし、いつでも患者さんファーストです。
自分自身に悩みがあっても、仕事中は笑顔で患者さんと関わらないといけないです。
私は患者さんとお話しするのが好きです。基本的に患者さんは人生の大先輩が多いですから、私の知らないことをたくさん教えてくれます。
趣味のある人の話は面白いですよ。ほかにも、戦争、その他の職業、料理、子育てなんかの話も興味深いです。
日常業務に追われつつ、時間があって患者さんと話せる時間はとってもいい時間になっています。
まとめ
看護師の仕事は、患者さんの状態に合わせたケアを提供することでしたね。
患者さんに合ったケアを提供するためには、知識が必要でした。
そして、看護師に向いている人、向いていない人がいます。
あなたはどうでしたか?人と関わることが好きなら、十分看護師に向いていると思いますよ!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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