看護師にカウンセリングって必要?

看護師向け記事

患者さんや他者のために、自分の身を犠牲にして働いている看護師。

 

多くの看護師が、看護師の仕事に対して、しんどさや働きにくさを感じています。

 

「どうして、働きにくいのか、どうして看護師辞めたいと言いつつ看護師を辞めていないのか。」

「本当は看護師以外に何かしたいことがあるかもしれないけど、それが何だかわからない。」

 

こんな思いを抱いたことはありませんか?

 

実は、看護師の働きにくさとカウンセリングって、深くつながっていることが分かったんです。

 

この記事では、カウンセリングとは何か、受けるとどうなるのか、看護師にとってカウンセリングを受けるメリットについてお伝えしていきます。

カウンセリングってなに?

あなたは、カウンセリングを受けたことがありますか?

カウンセリングのイメージはどんなものでしょうか?

 

カウンセリングとは、「あなたがあなた自身について深く知り、本当の想いに気付くためのお手伝い」だと考えています。

 

実は、私自身カウンセリングに全く興味も関心もない人間でした。

 

カウンセリングを受ける人って、「大きな悩みを抱えていて、病的に病んでいる人」というイメージを持っていました。

 

そして、「カウンセラーに悩みを打ち明けて、話をすることですっきりする」ことが、カウンセリングを受ける意味だと思って生きてきました。

 

私には大きな悩みってないな~。

結局自己解決できるし、わざわざカウンセリング受ける意味ないよな~。って考えていて、カウンセリングとは無縁の人生だと思ったの。

 

しかし、あるカウンセラーさんのセッションを受ける機会があって、オンラインでの集団セッションを受けたら!

 

今までの考え方が180度変わってしまいました。

 

カウンセリングと言っても、種類があるのかもしれませんが、私が受けたのは「自分自身の価値観を知ろう」というものでした。

 

自分自身の価値観を知るために、セッションを行うことで自分自身の考えがまとまってきます。

 

・自分が今何をしたいのか
・自分の原動力は何か
・最も大切にしている物は何か
・どうして看護師をしているのか
・看護師以外に何がしたいのか
・なぜイライラするのか
・転職したいのにできないのはなぜか

 

など、あなたが漠然と感じている不安や疑問が明らかになるんです。

 

「私って本当はこれがしたかったのか!」

「イライラする理由はこれだったのか!」

 

ということが分かれば、自然とやりたいことがより楽しくできますし、イライラもしなくなってきます

 

では、少しだけ私の実体験についてご紹介します。

 

カウンセリングを受けた後の変化

まず、カウンセリング前の私の話をすると…

 

私には、3人の子供がいるのですが、子供が小さな失敗をしたり、話を聞いていなかったりすると、イライラして、時々怒鳴ったりしていました。

 

怒鳴ってしまったことを後になってから後悔し、自己嫌悪…というお決まりのパターン。

 

これが、カウンセリングの後、子供が話を聞いていなくても、「子供たちには子供たちの価値観がある。今、子供たちにとって重要なことをしているのかも。」という考えになり、イライラしなくなりました

 

イライラしないから、怒鳴りません。

 

怒鳴らないから、自己嫌悪にもならない。

 

好循環となり、生きやすさを感じるようになりました。

 

「イライラしたら7秒我慢しよう。」っていう人いるけど、我慢するだけじゃ結局いつか爆発しちゃうの。

自分や相手に価値観があって、それぞれの人生を生きていることを理解できれば、本当にイライラしなくなるの!

 

あとは、私が看護師をしている理由は「お金」が欲しかったから、だと長年思ってきました

 

しかし、実は私が求めていたものはお金ではなく「知識」だったことが分かったんです。

 

というのも、私が看護師を目指したきっかけは、祖母が倒れた時に何もできずに自分の無力さを感じたからだったんですよ。

 

で、自分に知識や技術があったら、身の回りの誰かに何かがあった時、冷静に適切な判断が出来るという考えとなり、看護師の道を選んだ、ということをカウンセリングを通して思いだしました

 

「お金」に高い価値観を抱いていたら、貯金残高がたくさんあるんですって。

 

私は、お金があったらすぐに、いろんなジャンルの教材を買ってしまうので、お金よりも「知識」を優先しているってことになるようです。

 

また、幼稚園のころの体験が私の今の癖や性格を作り出しているということも知ることが出来ました。

 

カウンセリングや心理学って本当に面白い。

自分自身の知らない部分、認識できていない部分を知るって、すごく意味のある事なんです。

 

この、私自身の体験を通して、思ったことがあります。

 

それは、看護師こそ自分の価値観を知るべきだ!ということです。

看護師にこそ必要ってどういうこと?

看護師の置かれている状況って、どうでしょうか。

 

SNSを見ていても、「嘆き」をよく見かけます。

 

「看護師辞めたい」
「しんどい」
「患者さんより先輩の顔色みてる」
「仕事しかしてない」
「プライベートがない」

 

など、「看護師つらい」という、言葉をよく目にしませんか?

 

だって、看護師って本当にしんどいですもんね。

 

しんどいから、よく転職をしますよね。

 

でも、看護師辞めたいと言いつつ、転職しても看護師をしている人がすごく多くないですか?

看護師辞めたい!なのに辞められない…そこには理由があった

 

辞めたい!と言っていても、結局は病院を変えて看護師を続けている。

 

ここにも、あなたの価値観が大きく関係しているんです。

 

「なぜあなたは看護師という職から離れられないのか」

「本当に看護師がしたくて看護師をしているのか」

「他にやりたいことは何なのか」

 

ということを、看護師であるあなた自身が理解していれば、看護という仕事をより楽しく、プライベートも充実させることが可能となってくるんです。

 

もし、看護が楽しくて楽しくて仕方がない状態になったら、毎日仕事に行くのが楽しみとなるかもしれません。

 

もし、看護以外にやりたいことが見つかったら、看護師で稼いだお金でその道へ進むことも可能となるかもしれません。

 

もし、趣味としてやりたいことに気付いたら、仕事と趣味・プライベートのバランスを、あなたが満足いくように整えることが出来るかもしれない。

 

仕事とプライベートのバランスが理想通りになったら、あなたの人生はどうなるでしょうか。

 

たぶんですが、楽しく、生き生きと、輝くことができる、後悔の無い人生となるはずです。

 

そのためにはまず、あなたの価値観を知ることが大切になってきます。

 

価値観を知るためのワークについては、後日別の記事で紹介したいと思います。

まとめ

患者さんや他者のために、自分の身を犠牲にしてでも働くことが出来てしまう看護師。

 

仕事の過酷さや人手不足、人間関係の悪い職場だと、鬱になったり看護師が嫌いになってしまう方もいるでしょう。

 

せっかく苦労して看護師になったのに、悲しいし、もったいないですよね。

 

他者のためだけではなく、あなた自身の楽しい人生ために、あなた自身の価値観について知ってみましょう

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