看護師のyukinoです。
世の中の看護師は、日々ストレスを感じていると思いますが、我慢したり、ため込みすぎて精神を病んでしまう方も多いのが現状です。
私自身も、仕事でも子育てでもイラっとして、子供を怒ってしまい、後になって怒ってしまったことに後悔することもよくありました。
しかし、ある考え方を教えてもらって、そもそもイラっとすることが少なくなったんです。
その考え方についてお伝えしていこうと思います。
ストレス発散方法は?
みなさんのストレス発散方法は何ですか?
ショッピング・やけ食い・お酒を飲む・エステへ行く・ジムで汗を流す・本を読む・ひたすら寝る・友人と話す・走るなど、色々な方法があると思います。
自分自身のストレス発散方法をわかっている方は、精神を病むまではいかないかもしれません。
私は運動が好きなので、定期的に子供と広めの公園へ行き、私がオニになって子供たちを本気で走って捕まえに行きます。
思いっきり走るとすっきりしますし、夜はよく眠れるので、いいバランスで過ごせていました。
しかし、ストレスをため込むことは、しんどいですよね。
気持ち的にしんどいだけではなく、身体へも様々な影響があります。
・お肌が荒れる
・ヘルニア
・蕁麻疹
・腰痛
・血圧上昇
・脳疾患
・心疾患
など、ストレスが積み重なることで、命に危険を及ぼす可能性もゼロではありません。
そんな、精神的にも、身体的にも悪影響があるストレスですが、看護師をしているうえで、ストレスを感じずにはいられないでしょう。
例えば、思い通りのタイミングで動いてくれない患者さんの対応や、恐い先輩看護師に怒られるときなどにもストレスを感じますよね。
また、不規則なシフトによる、生活リズムの乱れも、ストレスの一因ですね。
他には、ミスをしてはいけない環境ですので、勤務中は常に気を張っていますよね。
常に気を張っている状況というのも、かなりのストレスを感じているはずです。
知らず知らずのうちにストレスが蓄積されています。
特にガツンとダメージを受けるのは、対人によるストレス!
高圧的な人や意地悪な人と関わるだけで、疲れることがありませんか?
嫌味なんか言われたら、「どうして私がそんなこと言われないといけないのよ…」とイラっとしてしまうこともあるでしょう。
ただでさえ、過酷な看護師の仕事ですからね、少しでも対人によるストレスは感じたくないですよね。
そもそも、どうしてイライラしてしまうでしょうか?
どうしてイライラするの?
イライラするということは、何かに対して怒りを感じている状態ですよね。
時々、常に誰かに対して怒っている人を見かけます。
すぐに怒る人は、ただ怒りの沸点が低いだけなのでしょうか?
では、怒った顔を見たことがないような、いつもニコニコしている人は、怒りの沸点が高くて、器の大きな人なのでしょうか。
いつも笑顔でいたいですけど、なかなかそういうわけにもいきません。
どうすればいいのでしょう?
ここで、私の体験談をお話ししたいと思います。
私自身、短気で自分の気に入らないことがあれば、すぐにイライラするタイプでした。
普段は、イライラしても、スルーできることでも、疲れがたまっていたら、怒鳴ってしまうこともありました。
例えば、食事の後に子供が食器を片付けなかったとき。
食器を片付けなかった子供に怒った話
「自分で使ったものは片付けよう」「遊ぶ前に食器はどうするべき?」と、普通の声で言えばいいところを、「早く片付けなさい!いつも言っているでしょ!」と怒ってしまっていたんです。
この時の私は、
・子供が言う通りにしないこと
・自分の疲れがたまっていたこと
が原因で、イライラし、子供に怒ってしまいました。
このエピソードを心理学の先生に相談したら、こう言われました。
②子供は親の言う通りにしないといけないのはなぜ?
③自分の疲れがたまっていたら、怒っていいの?
こう言われた時、ハッとしました。
①子供が片づけをしないことで、私自身の負担が増えることと、限られた時間の中で私の思い通りに事が進まないことにイライラを感じていたことに気がついたんです。
私の負担が増えると言っても、2mほどしか離れていないキッチンに少しの食器を運ぶだけです。
そんな大きな負担じゃないんですよね。
冷静に分析したら、どうしてこんなことでイラっとしたんだろうと思いました。
②子供も、一人の人間であり、それぞれ考えがあって行動しているはずです。
お腹がいっぱいになって、ふと隣の部屋を見たら、レゴがあった。
そりゃ、もちろんレゴで遊びたくなっちゃいますよね。
子供には子供の視点・考えがあって行動していることに気がついたら、なんだかイラっとしなくなりました。
③自分の疲れがたまっているからといって、怒っていい理由にはなりませんよね。
私が怒ったから、何かが変わるとしたら、それはその場の空気が最悪になるということだけでしょう。
また、子供にも恐怖しか与えないですよね。
子供って「怒られた」という印象が強く残ると、何をして怒られたか内容は覚えていないんだそうです。
ただ、「怒られた」と記憶に残るだけです。
怒られすぎると、また怒られたくないから、何もできない・何もしない子になってしまうかもしれません。
デメリットしかない言い訳でした。
以上!
子供が食器を片付けなくて怒ってしまったエピソードを、心理学の先生に相談したらことで、イライラ・怒りの原因が分かったというお話でした。
イライラや怒りの原因を考えると、人って意外と冷静になれるものですよ。
イラっとした時に、頭の中で「今どうしてイライラしてる?」と分析してみてください。
もし、解決できる原因があれば、その原因を解決すればいいし、自分の気持ち的な問題だったら、あなたがイラっとすることで得られるものはあるのかを考えてみましょう。
そうすることで、確実にイライラが減ります。
実際に、私は、子供が食器を片付けなくても、怒らなくなりました。
食器だけの話ではなくて、日常生活や遊びの中でも、許せる範囲が広がって、子供がのびのび過ごせるようになりました。
子供がのびのびしていると、私のイライラも発生せず、子供に関してのストレスはないです。
子供の成績が悪いとしても、「どうして成績が悪いとダメなの?」と考えたら、答えはいろいろあると思いますが、結局「私が悩んでも仕方がない」ってなるんですよ。
ガミガミ言っても仕方ないと思うと、ガミガミ言わなくなります。
今後あなたが、イライラした時、「どうして?」と自分に問いかけてみてください。
そして、だいたいのことは受容してしまえば、ストレスフリーに行動できちゃいますよ。
お局さんに何か言われても、真剣な顔してうなづきながら、「この人はどうして怒ってるのかな~」と分析してみてください。
お局さんなんかに悩まされることはなくなるかもしれません。
まとめ
ストレスに囲まれた中で仕事をしている看護師は、ストレスをため込みやすいです。
では、そもそもストレスを感じなければいいんですよね。
ストレスを感じないためには、イライラを分析し、「どうして?」と自分に問いかけてみてください。
大抵のことは、悩んだりイライラしたりする必要のないことだったりします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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