看護師のyukinoです。
様々な理由で看護学校を休学する場合があると思います。
単位を落とした、精神的につらくなった、体調を崩した、看護師になりたいかわからなくなった、妊娠したなどが理由としてあげられます。
私は、3年生のときに妊娠し、1年間休学した経験があります。
その時の、休学中の過ごし方とどう過ごすべきかについてお伝えしていきます。
休学中は何していた?
私の休学理由は、妊娠・出産のためでした。
3年生の実習中で、8クールある実習の2クール目に妊娠発覚。
担任や教務主任と面談を何度もしました。
嫌味も言われました。
しかし、私のことを想って、支えてくれる教員もいました。
結果的に、実習がつらくて、常に逃げ出したかったことと、つわりがひどかったことで、休学を選択しました。
周囲には色々言われましたが、私の考えは1つ!
妊娠発覚してるんだから、もう引き返せないんだよ。
過去は変えられん。
グダグダ言ってないで、未来の話をしよう。
休学してからは、実習から解放されて、肉体的・精神的にとても楽になりました。
しかし、1年後にまた、地獄の実習をしないというプレッシャーもありましたが、与えられた休学期間を有意義に過ごそうと考えました。
一応、妊婦だったので、バイトをしたり積極的に外出することはなかったです。
私が、休学中に行ったことは、
・結婚式
・実習の勉強
・出産
こんな感じですね。
基本的にゆったり、まったり過ごしまし、時々勉強する感じです。
この休学しているときに、看護学校での日々が忙しすぎて、全然休めていなかったことを実感しました。
体力・精神的に本当に限界のところで頑張っていたんだな~と思うのと同時に、体を休めることの大切さを知りました。
現在、看護学校で頑張っている学生さんは、思っている以上につかれていると思います。
遊びたい気持ちもわかりますが、しっかりと体を休める事も大切ですよ。
そして、休学している自分を受け入れる必要があります。
休学するということは、大きな理由があるはずです。
もし、単位を落としたのなら、「自分はダメな人間…」「できないヤツ」「みんなより劣っている」と思ってしまうかもしれません。
しかし!
そんなに卑屈に考える必要は全くないですよ。
先ほども言いましたが、過去は変えられません。
単位を落としたことは、勉強不足かもしれないし、運がなかっただけかもしれない、けど、そのことをずっと後悔していても、あなたが苦しくなるだけです。
一度、反省・後悔をしっかりしたら、もうOKです。
自分を許してあげましょう。
そして、次に何をすべきか考えて、一歩ずつ進んでいきましょうね。
復学する気持ちがあるのなら、勉強をしておく必要があります。
でも、休学中の勉強って、難しかったんですよね…。
休学中の勉強ってどうするの?
勉強方法は、正直わかりませんでした(笑)
看護過程やそれまでの復讐を自分なりにしてはみましたが、ダメでしたね。
復帰後、実習の記録がボロボロで「あなたのは看護記録じゃなくて、日記なの。」と教員に言われたことがあるくらい、ボロボロでした。
勉強するなかで、何が1番困ったかというと、すぐに質問できる人、先生がいなかったことです。
質問したいことが出てきたときや自分の考えがあっているのか知りたいとき、とても困りました。
教科書やネットで調べても、正解が分からずで…
結局、もやもやしたまま過ごし、自己流のアセスメントと呼べないような、浅い考えで勉強した気になっていたんです。
正しい看護過程や記録の書き方などは、休学期間中にきれいさっぱり忘れてしまいました。
教科書読むだけではやっぱりだめで、実践に基づいたアセスメントの大切さと、教えてくれる人の存在の大きさを感じましたね。
では、どうすればよかったのか?
これは、学校の教員に相談すべきだったと思っています。
幸いなことに、私の通っていた看護学校の教員は、素晴らしい方が多かったので、休学中の学習について相談すれば、適切な指導をしてくれたはずです。
どの分野の、何を学ぶべきなのかについて、的確な学習範囲を知っているのは、教員ですからね。
もっと積極的に、聞きに行ってたらよかったとちょっぴり後悔しています。
もし、現在休学中の方は、学校教員に信頼できる方がいるのであれば、ぜひ休学中の学習方法など、相談に行ってみてください。
復帰した時、あなたが困らないためにも、必要な行動だと思いますよ。
時間を有効に使うには?
私は、ゆっくりとした休学期間を過ごしたわけですが、心も体も異常がなく、休んでいるだけではもったいない!という方が、時間を有効に使うにはどうすればいいのでしょうか?
それは、できるだけ看護の現場から離れないことです。
いや…まあ、休学中くらい看護から離れたいのもとてもよくわかりますよ?(笑)
ただ、看護学校に復学して、看護師になるということを諦めていないなら、看護に関わっておくべきです。
具体的にはどういうことかというと、看護助手として病院でバイトをするのがいいと思います。
看護助手としてバイトをするメリットとして、
・清拭や洗髪などの技術が得られる
・金銭を稼げる
・バイト先がいい病院かよくない病院か知ることが出来る
このようなことがあげられます。
実際に病院で働くことで、あなた自身の技術や知識を得ることが可能です。
この看護助手をして得た技術や知識は、復学後の実習やその後の看護師人生で役に立つでしょう。
また、いい病院か悪い病院かを知っておくことってすごく大切なんです。
どいうことかというと、大抵の人は、看護師となり、正社員として病院に就職してから、就職先の病院の内部事情について知ることになります。
病院には、当たりハズレがあるんです。
当たりの病院は、ある程度働きやすさがあったり、人間関係についても、管理者がしっかり見て、指導しています。
私が新人になって、配属された病院は、当たり病棟でした。
恐い先輩もいたけど、基本的に人間関係もよく、精神的に追い込まれることもありませんでした。
残業も時々ありますが、あっても1時間前後だったので、子育てしながらでも看護師を続けられました。
しかし、ハズレ病院は、毎日残業3時間以上が当たり前で、その業務環境に疑問を抱けないような残念な看護師が集まっている可能性があります。
毎日残業3時間ですよ?
やってられませんよね。
こういう場合は、管理者が適切な考えを持っていないか、管理能力がない場合が多いです。
働きやすい環境を作ろうともせず、業務改善もしないような病院は多く存在します。
そのような病院で、あなたは働きたいですか?
絶対嫌ですよね。
どんな病院か知るためにも、働いている看護師の表情や看護師長の指導力などを、休学中に看護助手としてバイトし、リサーチしておくことをおすすめします。
まとめ
看護学生で休学する場合の休学期間中の過ごし方についてお伝えしました。
休学する学生自体が少数派なので、自分自身を責めがちですが、責める必要はないです!
自分に原因があったのなら、反省すればOK!
環境が悪かったのであれば、逃げることが正解です。
人と違う経験をするからこそ、見えてくる世界があります。
あなたに合った、最善の方法を選んでいきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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