ゲームに関するルールによって、子供の反応が大きく変わることをご存じですか?
小学生になると、親が知らないお友達と遊ぶことも多くなり、家庭のお家ルールに縛られている子を見かけるようになりました。
あなたのお家のルールはどのようなものですか?
どのようなルールでも良いのですが、親の価値観を押しつけるだけのものになっていませんか?
大人だって、納得できていないルールを無理やり「守れ!」い言われても、素直に従えないですよね。
そんな、子育て中のゲームに関するルールと子供の反応やルールの決め方についてまとめましたので、今悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
「子育て」と「ゲーム」について
小学生のお子さんをお持ちのお母さんであれば、一度は考える問題。
その名も「ゲームさせるか・させないか問題」。
あなたのご家庭では、ゲームに関するルールを決めていますか?
我が家にも小学3年の男の子がいます。
ゲーム大好き。友達との遊びもゲーム。
ですが、特にルールは決めていません。
ママ友の間でも色々なご家庭があり、厳しい家庭から、うちのようなゆるゆるな家庭もあります。
では、それぞれどのようなルールか、そのルールで育っている子供達はどのように反応しているかについてお伝えしていきます。
ルール厳しめ家庭
まずは、ママ友の間で1番厳しいな~と感じるルールの紹介をします。
・休日は1~2時間
・約束を破ったら休日も禁止
約束というのは、お手伝いをしなかったり、してはいけないと注意したことを守らなかったりです。
『遊び=ゲーム』しかないというわけではないですが、現代社会では平日ゲーム禁止だと結構厳しいルールのように感じます。
それに、お友達の間でゲームの話題になるとついていけなくなっています。
平日にお友達と遊ぶときは公園などで、元気に遊ぶことが多いようです。
お外で遊ぶ時間も楽しいですし、大切ですよね。
ただ、このお宅の子は「ゲームがしたい!」というのが本音。
すると、どういう行動を取るようになったと思いますか?
子供の反応
このお宅の子は、「ゲームがしたい」けど親に禁止されています。
納得しているなら問題ないのですが、この子は全く納得していません。
すると、我が家へ頻繁に来るようになりました(苦笑)
『この家ではゲームし放題!何も注意されないから居心地が良い!』ってな感じで、息子が習い事で不在でも家へ上がろうとするように・・・。
うちへ来ても、息子と遊ばずにひたすらゲームだけをして帰っていきます。
こりゃまずいと思い、ママ友へ報告。
かなり叱られたようです。
つまり、子供がやりたいことを親の都合・想いで禁止すると、親の知らないところで発散しはじめる可能性が高いということです。
私たち大人だって、やりたいことを禁止され、やりたくないことを強制される環境はつらいですもんね。
子供とのコミュニケーションをしっかりと取っていく必要がありますね。
一般的?家庭
別のママ友は、ゲームを禁止すべきか?どうしようか・・・と悩みつつ、ルールを決めているようです。
・平日は1時間まで
・休日は特に決まりなし
ルールを決める際に、このお家では親子で話し合いをして決めたそうです。
だからでしょうか、不満な表情を見せることなくいつも楽しそうにしていますよ。
子供の反応
このルールのお宅の子は、要領よく楽しそうに遊んでいる印象が強いです。
平日の学校から帰ってからの17時までの時間内で、外でも遊び、室内でゲームもしてお友達との時間を楽しんでいます。
10分ゲームして、飽きたらお外でドッチボールして、また室内に戻ってゲームして・・・
子供の1時間と大人の1時間って、時の流れが違うのかな?と思うくらい全力で過ごしています。
ゆるゆる家庭
ゆるゆる家庭のルールは、その名の通りゆるゆるです。
たったこれだけです。
これは、我が家なのですが一応理由があります。
・親がゲーム好き
・子供もゲーム好き
・ゲームから学ぶこともある
・友達との話題にもなる
・自由な方が楽しい
こんな感じで、理由もかなりゆるいです(笑)
2年前くらいまではうちも帰ってきたらすぐ宿題!
宿題が終わらないと遊んではダメ!というルールでした。
しかし、ルールを緩くした方が色々とスムーズで楽に!
ルールがあったときよりも、ゆるくした方が親が感じるストレスは激減しました。
そんな我が家の息子の反応は・・・
子供の反応
好きなときにゲームをして、寝るまでに宿題を終わらせています。
宿題だけではなくて、時間の管理が出来るようになりました。
基本決まりがないので、その日の気分で夕食の味噌汁を作ってくれたり、お風呂掃除をするなど、彼なりに色々と考えて行動していますよ。
ただ、めっちゃインドア!常に家にいます。
全然外に遊びに行かず、友達は連れてきます。
遊ぶ内容はゲームが多いけど、お友達によってお外で遊んだり楽しそうに過ごしていますよ。
色々な家庭をみて、自分自身も悩んだり挑戦する中で、私の中でゲームやルールに関するある答えが出ました。
ゲームは制限するべき?
ゲームに関するルールを作ってもOK。作らなくてもOK。という結論に至りました。
つまり、ゲームは制限しても、しなくてもどちらでも良いって事です。
なぜなら、家庭によって状況や環境が違いますし、子供1人1人が求める物・親が子供に求める物も違いますからね。
健康にすくすく育ってくれればOK!と考えている家庭もあれば、
成績がよくないとダメ!と考えている家庭もあります。
ただし、子供が何を求めているのか、何に強い価値観を抱いているかをしっかりと引き出してあげる必要があります。
例えば、暇な時間に子供が何をしているかを観察するとわかりやすいですよ。
ゲームに強い価値を抱いている子はゲームをしたがりますし、絵を描きたい子は紙とペンを用意し出します。
テレビやYouTubeの内容を見ても色々好みが分かってきます。
親にとって「何が面白いのか?」と思うことでも、子供によって面白いと感じるポイントが違うので、直接お子さんに聞いてみると新たな発見がありますよ。
子供の気持ち・考えを知り、尊重した上で、親としてなぜ制限したいのかを伝えるといいですね。
また、子供は日々色々な経験を通して、やりたいことや興味を持つ物がコロコロと変わることがあります。
それは自然なことなので、その都度親子でコミュニケーションを取っていきたいですね。
私たち大人も自分の本当の理解者が側にいてくれる事って、とても心強い事だと思います。
子供にとってもそうです。
子供の1番近くにいる大人って『親』なんですよね。
その親が自分の子供の気持ちを尊重することで、子供自身も他者を尊重できる人になれます。
厳しさや優しさも大切ですが、まずは1人の人として子供を尊重すると親子関係もうまくいくはずですよ。
話が脱線しましたが、最後にゲームって子供にとってデメリットな印象が強いですが、意外と同じくらいメリットもあると言うことをお伝えします。
ゲームのメリット
ゲームのデメリットはお伝えしなくても、色々と思いつきますよね。
・頭が悪くなる
・無駄な時間
・将来の役に立たない
などなど・・・
子供にとって悪影響もしくは意味のない行為だから、親としては禁止したくなるんですよね。
しかし、メリットも色々ありますよ!
・ストーリーをイメージ出来る
・説明書きを喜んで読む
・成功方法を考える力が付く
・クリアできる方法を調べる
・集中力があがる
など、ゲームの種類によって異なってきますが、頭の体操として有能なものも色々あります。
また、昔はなかったですが現在はプロゲーマーとしての道や、YouTuberとして配信してお小遣い稼ぎ・・・なんてこともできるかもしれません。
eスポーツという言葉があるくらいですからね。
ゲームをしていたから、仕事に繋がる可能性を秘めていると考えたらちょっとおもしろいですよね。
ゲームをするなんて時間の無駄!って言葉は古くなっていくのかもしれません。
それに、公園へ行ってもボール使用禁止だったり、不審者情報などもあり気軽にお外で遊ぶのも恐いと感じることもあります。
そのときの状況や子供が何をやりたいのか、興味を持っているのかをコミュニケーションを通じて理解し、親子ともに納得できるルールを決めていけるといいですね。
まとめ
ゲームに関するルールについてお伝えしました。
ゲームに関するルールは決めてもいい!決めなくてもいい!
親子で話し合い時間を持つこと、そして子供の気持ち・価値観を親が把握して尊重することが最も重要です
親は子供にとって、1番信頼していて、自分を理解してほしい存在です。
どんなルールがあっても良いけど、親も子も納得できるルールにしましょう。
決して、親の価値観だけを押しつけないように注意したいですね。
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