看護師のyukinoです。
フリーランスな働き方が増えてきている世の中ですが、看護師はどうでしょう?
フリーランス看護師と聞いて、色々調べてみたんですが、派遣やパートを組み合わせる!雑誌やWebライターをする!看護師向けのイベントを主催する!など、と書いてありました。
しかし、ライターやイベント主催って、もはや看護師違うやん…フリーランスって何?とさらに疑問が深まってしまいました。
そこで、他業種でフリーランスとして働いている友人Aさんに話を聞いてきました。
Aさんの働き方を聞いて、看護師のフリーランスとしての働き方があるのか考えていきたいと思います。
フリーランスってなに?
結論から言ってしまうと、私は看護師がフリーランスとして働くことは、可能性はあると思いますが、難しいことだと考えています。
そもそも、フリーランスって何なのでしょうか?
フリーランスで人気の働き方として、WebデザイナーやWebライター、システムエンジニアなどがあります。
Webデザイナーなどは、技術や知識があり、個人で活動できる能力がある人が、クラウドソーシングサイトから仕事を探し、依頼主と直接契約して、依頼された仕事をこなします。
私も、Webライターとして、クラウドワークスというアプリでライター募集していたら、お小遣い稼ぎに記事を書いたりしています。
フリーランス案件紹介サービス【クラウドテック】
看護師だと、1記事の単価が高いことが多いのでおすすめですよ。
クラウドソーシングサイトはいくつかあります。
サイトによって扱っている案件が違うので、色々見てみてくださいね。
話が脱線してしまいまいました…
めっちゃ簡単に言うとフリーランスとは、自分の能力を活かし、個人で活動して、仕事を探し、お金を得るという働き方ってことですね。
でも、フリーランスの働き方って、パソコンを使った職種が多い印象。
看護師って無理じゃない?
そこで、私の友人Aさんに色々と聞いてきました。
Aさんの紹介をすると、Aさんは現在技術職でフリーランスとして働いています。
電気工事士、消防設備士などの資格を持っていて、主にビルやマンションなどの点検や配線工事などを行っています。
THE!技術職のAさんの業界ではフリーランスとして活躍している方も少なくないんだとか。
Aさんのフリーランスとしての働き方についてお伝えしていきます。
技術職のAさんの働き方
Aさんは、フリーランスとして活躍する前は、ビルメンテナンスの会社に勤めていました。
大型スーパーや個人経営の大きなビル、小さなビル、マンションなど色々な現場へ行って
点検・修理を行ったそうです。
たまに病院にも火事の時に機械が作動するかを点検しに来る業者っていますよね。
あんな感じの仕事です。
Aさんは、その会社で技術と知識を習得し、会社在籍中に多くの資格を取得しました。
後々、独立したいと考えていたから、資格をたくさん取得したんですって。
そして、現在は独立しフリーランスとして仕事をしています。
会社在籍中に技術・知識・資格をゲット!
そして、独立したんですね。
では、仕事はどうやって得ているの?
独立して、フリーランスとしてやっていくために、様々な手続きがありますが、それは別の記事で紹介します。
Aさんはどのように仕事を得ていたのか?
単発の仕事依頼をAさん自身で探すこともあるようですが、基本的に仕事の依頼が舞い込んでくるそうです。
どこから依頼が来るのかというと、元々働いていたビルメンテナンスの会社や、会社在籍中に点検に行ったビルやマンションの経営者から直接依頼が来ます。
ということは、Aさんの能力や技術、人柄などが評価され、信頼を得ていたからこそ、仕事依頼が来たわけです。
夜勤なら1回3万円、昼間なら1日2万円というように、Aさん自身で価格設定し、依頼主と交渉、契約が成立したら、出動するといったスタイルで、無理なくマイペースに働いています。
Aさんは、「稼ぎたいときは、たくさん仕事を入れて稼げる。遊びたいときは、仕事を控えて旅行へ行く。自分でコントロールできるから楽。でも、安定して収入はないから不安はあるかな。」と話してくれました。
なるほど。
仕事は、知り合いから舞い込んでくるんですね。
知っている依頼主・現場なら、お互い安心感がありますね。
では、このAさんの働き方を元に、看護師がフリーランスで活躍する方法について、考えてみたいと思います。
看護師はフリーランスとして働ける?
看護師がフリーランスとして働くには、まず経験と技術、知識、信頼が必要ですね。
ある程度、色々な分野の病棟、現場で働いた経験がないと厳しそうです。
では、私を例に考えてみます。
私の自己紹介をすると、
・慢性期、地域包括ケア、デイサービス、老健での勤務経験あり
・採血好き
・高度な医療は分からないけど、在宅医療はわかる
・入浴介助好き
・在宅看護好き
・老人好き
・人とコミュニケーションとるの好き
こんな感じです。
こんな私が、フリーランスとして働けるのか?
まずは、勤務経験がある病院や老健、デイサービスに、「私、フリーランスでやっていくことにしました。欠員や人手不足の時に、声かけてね~。夜勤4万円、日勤2万円で!」ということを伝えておきます。
あとは、近所のクリニックや訪問看護ステーションなどにも、自分がどんなことが出来て、どのような人間かをアピールしておきます。
SNSでも「お仕事依頼受付中!」と発信しておきましょうか。
近所や勤務経験がある病院にアピールをしました!
さあ、仕事依頼は来るのでしょうか?
…来ないだろうな…(笑)
まず、色々、裏のシステム的に、ピンチヒッターを1日だけ雇うということが、できるのかが分かりません。
できるのなら、可能性はありそうですね。
経営者側からしたら、病院を辞めた看護師をわざわざお金を出して雇うなら、その病院で働いている別の看護師を無理してでも、引っ張り出してきますよね。
スタッフ想いの、柔軟な考えの病院経営者じゃないと、辞めた病院にピンチヒッターとして働きに行くことは難しいでしょう。
また、辞める時に病院ともめずに辞めていることが前提となってくるので、この時点で不可能に近い気もしますね(笑)
もしかしたら、クリニックや個人経営の診療所なら、ありえるかもしれません。
しかし、初めての病院で、高度なケアが出来るかと言ったら、厳しいですよね。
患者さんの疾患やADL知らないからな…
当日情報収集しても、どこまで把握できるのか…。
勤務経験がない病院で、出来ることと言ったら、入浴介助や採血、処置の介助、食事介助、くらいですよね。
これって、需要あるのでしょうか…?
意外とあるか…
というか、これなら派遣会社に登録して、フリーターとして働いた方が楽に仕事が見つかる気がしますね。
フリーターとして働いた場合を考えたことがあるんです。
働き方によって、意外と給料があるんですよね。
その記事はこちら!
気になる方は、見てみてくださいね。
また、医療の現場って、個人情報や患者さんに何かあった時の責任など、様々な問題があります。
命に関わる仕事ですからね。
看護師がフリーランスとして、安定して収入を得ることは難しいのかもしれません。
まとめ
看護師がフリーランスとして活躍するのは、様々な問題があるので難しそうです。
自分で好きな時に、好きな場所で働きたいのなら、フリーターとして、派遣やパートを組み合わせる方法が合っているかもしれませんね。
1つの病院に働き続けることで、メリットもありますが、デメリットもあります。
そんな時は、あなたが楽しく働けているかどうかを、ゆっくりと考えてみてください。
看護師として、あなたに合った楽しく働ける場所や方法があるはずです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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