2020年の看護師の現場はどうなる?看護師としてどう行動する?

看護師向け記事

看護師のyukinoです。

もうすぐ2019年も終わります。

あなたは、どのような1年を過ごしましたか?

今回は、2020年度の医療の現場はどうなって、その中で看護師はどのような存在になっていくのか、どう行動していくべきかをお伝えしていきたいと思います。

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2020年の医療の現場は?

医療の現場は、どんどん忙しくなっていくことが考えられます。

その理由として、2025年問題があります。

2025年問題について、詳しくはこちらをご覧ください。

簡単に説明すると、2025年になると、団塊世代の方々が後期高齢者になるのです。

医療費は、年々増えてきており、既に問題となっていますよね。

そこに、団塊の世代がどーんと増えるわけです。

今までの医療制度では、対応できないでしょう…

高齢者が多くて、若者が少ない状態。
医療費などのお金の問題もだけど、現場も大変なことになりそう…

後期高齢者が、ドーンと増えると、病院はどうなるのでしょうか?

それは、働き手は少ないのに、患者さんがあふれかえるという状況になるでしょう。

だから、在宅医療や訪問看護の分野が重要視されているんです。

近年、訪問看護ステーションの数がどんどん増えていますよね。

今後のためなんです。

しかし、訪問看護ステーションは増えてはいますが、同時に利用者数が増えず、廃業するステーションも増えているんだそうですよ。

看護師資格を持っているけど、働いていない潜在看護師の存在も大きいと言われています。

・医療費
・医療制度の破綻
・潜在看護師
・在宅医療
・医師、看護師不足
・患者さん爆増

など、問題は山積みです。

そんな中で、看護師に求められる役割には、どのようなものがあるのでしょうか。

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看護師はどのような役割を求められる?

看護師は、在宅医療の方面にも力を入れていかないといけないようです。

ということは、今後のねらい目でもあるわけですね。

社会から求められているわけですからね!

訪問看護師の仕事内容などについて、まとめた記事がありますので、気になる方は参照してください。

訪問看護師がママに人気!仕事内容ってよく知らないけど何するの?

訪問看護師になるには?経験年数や技術は必要?

訪問看護師の給料は?都道府県によって給料が違う?

最近は通信手段が発達していますからね、訪問先でトラブルがあっても、その場で別の看護師へ連絡し、相談できる体制になっているんですよ。

新人さんが訪問看護ステーションに配属になることもあるようです。

あとは、年配の看護師でも、威張ったり、いじめをするような人はかなり少ない印象があります。

人間関係で悩んでいる方には、おすすめできるかもしれません。

子育て中のママ看護師にとっても働きやすいみたい!
私も、子育てが落ち着いたら、訪問看護師になるの!(たぶん)

また、在宅医療の場で看護師が求められていますが、他にも、一人一人の看護師の能力を高めていくことも、必要とされているんですよ。

その理由としては、医師が不足しているからです。

公立病院の経営破綻があったり、医療法の改正が行われたことで、慢性的な医師不足となっています。

また、地域的に医師がいない地域が存在しているのが現状です。

医師の役割も、病院はもちろんですが、病院だけではない分野へのニーズも高まっているので、医師の負担軽減のためにも、認定看護師や専門看護師が必要となってきています。

認定看護師になるには?どんな役割があるの?

専門看護師になるには?認定看護師との違いって?

看護師は、医師のように診断し、治療を行うことはできません。

しかし、看護師に高度で深い知識があれば、医師不在の状況での適切な観察やケアが出来る可能性が高まります。

あなたに、知識を深めたい分野があるのなら、あなたのために、社会のために、患者さんのために認定・専門看護師を目指してみるのもステキですね!

ただ、私には疑問・不満に感じることがあるんです。

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看護師として、今後どう行動する?

全国各地に病院は存在します。

ということは、看護師の資格を持っている私たちは、働き口に困ることはほぼないと言っていいでしょう。

しかし!

求められる役割は、増えていく一方で、働く環境や給料等の見直しはあまりされていないのが現状ではないでしょうか?

日本看護協会では、看護師の働く環境の改善ために、話し合いをしたり、国に掛け合ったり、必要な情報を発信しています。

しかし、その改善策を受け入れ、きちっと対応している病院は多くないと感じています。

看護師になった以上、夜勤があって、患者さんの下の世話をして、ミスのできない状況で働くという覚悟はできています。

その覚悟があっても、看護の世界は厳しいです。

・看護以外のやること多すぎ。(委員会・研究など)
・人手が少なすぎる。
・患者さんと関わる時間ない。
・人間関係悪いところがある。
・いじめがある病院がある
・新人指導が適切ではない病院がある。
・あいさつできない人がいる。

ある程度の業務の忙しさや、患者さんのケアのためなら耐えられますが、人間関係などの問題は、経営者側がきちんと管理しないと働けませんよね。

現在、「私が頑張れば、我慢すれば、何とかなる。」「私が辞めたら業務が回らない」という看護師の責任感や我慢で運営されている病院もあります

そういう、人間関係や業務改善を行わない病院は、無くなってしまった方がいいのではないかと考えるようになりました。

だって、看護師が患者さんのために働ける環境って、看護師に余裕がある職場環境である必要があると思うんです。

その環境を作る努力もできない病院は、働き手である看護師がいなくなって、つぶれてしまえばいいんだ。

そこで、一人一人の看護師がするべき行動は、適切に看護が出来る環境の病院かどうかをしっかりと観察・判断し、ダメだと思ったら、早急に転職することです。

ダメな環境に留まることで、働き手に取ってメリットはありませんよね。

看護師が、シビアに病院を評価していかないといけない時代ですよ。

病院に雇っていただいているという認識ではなく、雇い主と働く看護師両方にとってメリットのある病院が増えるように、働きかけていく必要があると思っています。

 

まとめ

2020年の医療の場、看護師の働く環境についてお伝えしました。

今後、看護師の役割はますます増えていきます。

求められる職業、無くなっては困る職業である我々看護師は、もっと患者さんのための時間を確保できるような、適切な環境を積極的に求めていかないといけないのではないでしょうか。

働きやすい病院が増えるには、働きにくいところに看護師が集まらないようにするしかないでしょう。

2020年は、いい環境の病院が増えますように!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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