看護師のyukinoです。
9割は女性という、女性社会である看護師の仕事。
仕事だけではなく、結婚・出産・子育てなどのライフイベントがありますね。
しかし、中には、看護師としてのキャリアアップを諦められない人も当然いるでしょう。
では、看護師としてのキャリアを積みながら、子育ても手を抜きたくない!という想いがある人はどうすればいいのか、お伝えしていこうと思います。
看護師のキャリアとは?
看護師のキャリアアップと言えば、何が思い浮かびますか?
1つは、働いている病院内で、経験を積み、一般職から、リーダー・主任・病棟看護師長・看護副部長・看護部長と、レベルの高い役職に就くことがありますね。
病院内での地位を確立していくパターンです。
日々の業務を行い、上司から与えられる課題をこなし、委員会や研究などにも積極的に取り組むことで、信頼と実績を確立していくことが出来るでしょう。
役職がつくとこで、任される仕事のレベルが上がりますし、役割も増えますが、給料もアップします。
2つ目は、自分自身のスキルを高める方法です。
具体的には、日本看護協会が定めている、認定看護師や専門看護師が当てはまりますね。
自分自身の極めたい専門分野がある場合は、大学院などで、より専門的な内容について学ぶことが出来ます。
私の以前の勤務先には、皮膚・排泄の認定看護師がいました。
ハンパない知識量、医師よりも身近で質問しやすい存在、看護師目線での現場で本当に役に立つ指導を行ってくれました。
どんな指導かというと、まず、実際に病棟に入院している患者さんで、皮膚状態が悪かったり、リスクが高い方をピックアップします。
そして、より適切なケア方法や使用するマットレス、クッションの使用方法など、すべての看護師が質の高いケアを提供できるよう指導してくれました。
このように、あなた自身のスキルをアップさせることで、病院内の看護師にとって頼りになる、欠かせない存在になることが出来ます。
3つ目に、ジェネラリストを目指すというのがあります。
ジェネラリストは、簡単に言えばどんな状況にも対応できる経験豊富な頼れる存在のことです。
様々な現場を経験し、臨機応変に対応できるタイプの人ですね。
そういう存在がいるだけで、病棟は安心感がありますし、心強い存在です。
仕事と子育て両立は可能?
先ほどお伝えした、看護師のキャリアについて、
・ある分野を極めた、認定看護師や専門看護師になる
・ジェネラリストを目指す
がありますが、これらのキャリアを積むためには、何が必要でしょうか。
それは、信頼・経験・知識・やる気・根気などが必要となります。
実際に、私の先輩で、人柄も段取りもよく、まじめで知識もある方は、30代前半で主任になっていました。
しかも、子供は2人います。
ということは、30代前半までの間に、2回産休育休に入っているのにもかかわらず、主任ですよ。
それだけ、上からも下からも信頼が厚かったということでしょう。
子育てしながら、キャリアアップを狙うことは出来そうですね。
しかし、子育てをするうえで、不可欠なことがあります。
子育てをするうえで、覚悟しておかないといけないことがあります。
それは、子供ってすぐに風邪をひくってことです。
私は、育休明けで復帰したその日に、出勤2時間で子供が発熱したと連絡が入り、早退しました。
子供の呼び出し=母親がお迎えっていう、流れ・イメージが強いんですよね…。
私の夫は、仕事を早退して、子供を迎えに行ってくれたことは1度もありませんでした。
私だけの子どもではなく、夫婦の子どもなのにですよ!
…愚痴ってすいません(笑)
しかし、先ほど紹介した先輩なんですが、旦那さんは同系列病院のスタッフでした。
なので、お子さんが体調不良で呼び出しがかかっても、先輩が早退する場合もあるし、旦那さんが早退する場合もありました。
また、おばあちゃんのフォローもあったので、欠勤や早退することなく、仕事をすることが出来る環境でもありました。
この、フォローしてくれる人がいるか、ということが大きなポイントだと思います。
どうすればいいの?
子育てをしながら、キャリアアップ・キャリアを重ねることは可能です。
しかし、そのためには、仕事をしながら子育てができる環境を整えておく必要があります。
・夜勤が出来る環境か
・委員会などで残業しても大丈夫か
・普段の保育園への送り迎えは誰がするのか
・残業時のお迎えは誰が行くのか
・夕食の準備はどうするのか
など、子育てにおいて、最低限しなければならないことは多々あります。
上記をすべてあなた一人で行わないといけないのなら、両立は厳しいかもしれません。
出来たとしても、子供に負担がいくか、あなたが頑張りすぎてダウン・パンクしてしまうでしょう。
そうなったら、元も子もないですよね。
なので、あなたのキャリアアップに対する気持ちを、旦那さんや両親に相談し、フォローを依頼する必要があります。
子育てはたくさんの人が関わることで、メリットもたくさんあります。
一人で頑張りすぎず、協力があるのならどんどんまわりを巻き込みましょう。
夫が協力的なら、「ありがとう。一緒に子育て頑張ろうね!」と言って、協力して子育てが出来ますね。
私の場合は、夫にお迎えをお願いしたら、「今仕事中!帰れるわけないやろ?頼んだからね。」と全部、私担当でした。
元々、私自身キャリアに興味はなく、子供中心で仕事もしたかったので別によかったのですが、モヤッとしたものが心に残りますよね(笑)
キャリアアップを目指すことは、あなたの人生で、あなたが頑張りたいことなんだと思います。
完璧を求めたい、上を目指したい、トップに立ちたい、という気持ちは素晴らしいです。
しかし、女性として、子供を育てたい気持ちもわかります。
キャリアアップ、子育ての両立をすることは、家族の協力があればできるでしょう。
そのためには、しっかりと家族との相談の時間を取り、協力できる体制を取っておく必要があります。
欲張ったっていいじゃない。
一度きりの人生だもの。
後悔のない看護師・母親人生を応援しています!
まとめ
看護師としてのキャリア、一人の母親としての子育て、両方大事だけど、一人で背負うには大きすぎます。
子供は夫婦二人の宝物であり、母親だけが育児をする時代は早く終わってほしいですね。
共働きの時代ですからね、父も母も同じように子供に関わっていきたいものですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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