病棟の人間関係が改善すれば看護の質はあがる?人間関係をよくするには?

看護師向け記事

看護師のyukinoです。

看護師の世界って、世界的にいじめが多いって知ってますか?

実際問題、きつい性格のお局看護師は存在します。

お局さんに目を付けられて、精神的にしんどくなって、看護師を辞めてしまう人もいるんです。

もし、意地悪看護師がいなくて、人間関係の良い病棟だったら、患者さんと向き合える時間が増え、看護の質が上がると思いませんか?

そこで、病棟内の人間関係を改善させる方法について、お伝えしていきたいと思います。

意地悪看護師はなぜ意地悪?

看護師じゃなくても、意地悪な人は存在しますが、看護師が意地悪だとレベルが高い気がしますよね(笑)

人が嫌がるポイントを知っていて、精神的につついてくる感じがあります。

私が配属になった病棟にも、意地悪な看護師が2名いました。

AとBです。

Aは、口調がきつくて、嫌いな人を口で攻撃するタイプ。
Bは、Aにくっついて、Aの嫌いな人をネチネチ意地悪するタイプ。

ジャイアンとスネ夫みたいな感じでした。

そして、Aに目を付けられたのは、新人の同僚でした。

出勤するたびに、Aに指導という名の怒りをぶつけられており、いつも陰で泣いていました。

休憩室で「新人泣かしたったわ!(笑)」と自慢げに話している姿も見たことがあります。

また、同僚はBにも意地悪されていました。

意地悪の内容は、同僚が使用する物品をBが隠したり、同僚をあからさまに無視するなどです。

こんな意地悪をしても、誰も得をしませんよね。不快感しか残りません。

なのにどうして、他者に怒りをぶつけたり、無視するのでしょうか?

それは、その人の性格や私生活が充実しているか・幸せかという点が関係していると思います。

実際にAもBも、家庭はうまくいっていなかったんです。

Aは、子なしの40台で、夫に対してもイライラを当たり散らしていたので、ある日夫は出ていったそうです。

それを「夫にぶちぎれたら、泣いて出ていったわ(笑)男のくせに弱い!」と勝ち誇ったように言うAを、かわいそうな人だと感じてしまいました。

その後、離婚の話になるんですが、夫はAが恐くて話が出来ない状態だったようで、離婚するまでに時間がかかっていました。

夫婦っていろんな話をすると思います。

時には愚痴を聞いてもらうことや、ケンカすることもあります。

しかし、相手に恐怖を感じて会話できなくなる状態って、私の感覚ではありえないことです。

Aの夫がかわいそうで仕方ありませんでした。

次にBは、子持ちの40代で、こちらも夫と別居している状態です。

別居の理由は、夫が使用していた部屋を、ある日突然子供部屋にしたことがきっかけで、夫は居場所を失い、別居生活が始まったそうです。

相談もなしに、自分の部屋がなくなるって、ショックですよね。

また、Bは子供に依存しており、子供が成人しているにもかかわらず、異常にべったりの親子関係を築いています。

Bの夫もいきなり居場所を奪われ、子供も親に粘着され、アダルトチルドレン状態になってしまいました。

このように、意地悪をする人は、家庭内でのストレス(うまくいかない夫との関係など)を職場に持ち込み、弱そうな相手をターゲットにして、発散しているんだと思います。

運悪くターゲットになった人は、何も悪くないのに、サンドバック状態になってしまうのです…。

そんなの許せないですよね。

しかし、仕事をするうえで、どんなに意地悪な人でも関わりを持たなければいけません。

どう接するべきでしょうか?

意地悪看護師とどう接するべき?

一番いいのは、意地悪する人がいなくなることですが、なかなか希望通りにいかないものです。

では、意地悪さんとどう接することが1番いいのでしょうか?

できるだけ、関わらないようにするのが1番いいでしょうね。

会話は業務連絡のみにして、当たり障りのないように付き合うべきです。

接点を減らすことで、関わらないようにすることが出来ればいいのですが、同僚のように、ターゲットにされてしまったらどうしますか?

先ほどお伝えしたAとBを例にして、お伝えしていきます。

まず、Aのように暴言や悪口を言ってくるタイプの人は、たぶん、言い返しても言い負かされてしまうでしょう。

そういう場合は、ボイスレコーダーやスマホの録音機能を利用し、言われたことを録音してしまうのがいいと思います。

「指導していただいたことを忘れないために、録音していいですか?後で聞き返したいので!」と言って、ボイスレコーダーを見せてもいいかもしれませんね。

あえて、レコーダーを見せなくても、陰で録音し、後で上司へ証拠として提出し、相談するのもありだと思います。

Bのような、強そうな人につくネチネチタイプは、まわりのスタッフや上司に、自分がされたことについて報告しましょう。

実際に、Bは同僚への無視や嫌がらせなどを他のスタッフに見られており、悪質と判断され、上司から厳重注意をされていました。

また、因果応報という言葉がありますが、Bは他のスタッフから「関わらない方がいい人」と認定され、最低限の会話しかしてもらえなくなりました。

無視とかではないんですが、Bが来ると自然と会話がなくなる感じです。

最終的にAもBもポツンになっていました。

まわりはよく見ています。

自分がされて嫌なことは、他者にしないべきですよね。

正直、意地悪な看護師の顔色を見ながら仕事なんてしたくないですよね。

そんなところに、気を配るくらいなら、患者さんに時間を使いたいと思ってしまいます。

ただでさえ、忙しい業務です。

時間のない中で、いかに質の高い看護を提供できるかは、看護師の気持ちが重要ですよね。

看護師が、患者さんのために行動できるようにするためには、働きやすい病棟の環境と、良好な人間関係が必須だと考えています。

看護の世界に、意地悪をする人がいなくなればいいですよね!

では、良好な人間関係を築くにはどうすればよいのでしょうか。

いい人間関係を築くには?

いい人間関係を築くには、どうすればいいでしょうか?

それは、簡単です!

・自分がされて嫌なことはしない。
・ストレスは貯めこまない。
・小さな幸せを常に感じる・見つける。
・不幸そうな人には近づかない。

当たり前な感じもしますが、この4つのことを守っていたら、意地悪ではない、いい人があなたのまわりに集まってくるはずです。

自分がされて嫌なことはしない

嫌なことをしてくる人とは、一緒にいられないですよね。

一緒にいて、楽しい!害がない!というのは大切なことだと思います。

悪口を言われて、嬉しい人はいませんし、暴言を吐かれて笑顔になる人もいません。

しかし、仕事上で失敗は絶対にありますし、指導を行わないといけない場面もあります。

そんな時は、失敗を責めるのではなく、次にどう活かすべきかを、恐くない口調で伝えることが必要かなと思います。

叱られて、伸びるタイプの人もいますが、褒められた方がモチベーションも上がって、気分もいいですからね。

口調や伝え方には注意したいものです。

ストレスは貯めこまない

看護師として働いていたら、ストレスを感じないことは不可能です。

クセの強い患者さんもいるし、失敗もありますからね。

そのストレスをため込みすぎると、爆発したり、不幸顔になってしまいます。

あなたにはストレス解消法はありますか?

おいしいご飯を食べる、思い切り飲む、友達と騒ぐ、ゆっくり本を読む、映画・DVDを見る、好きなアイドルのライブに行く、夢の国で遊ぶなどあなたに合った、ストレス発散方法を見つけておくといいですね!

小さな幸せを感じる・みつける

「私はどうしてこんなに不幸なんだろう」って思って生きるのって、きっとしんどいですよね。

私は、小さな幸せを毎日見つけて生きています。

例えば、「目覚まし時計よりも1分早く起きられた!」「化粧のノリがいい!」「眉毛めっちゃいい感じに書けた!」「子供がイヤイヤ言わず過ごしてる!」などです。

小さな幸せでしょ?(笑)

この小さな幸せを毎日感じてたら、きっと人生幸せに暮らせますよね。

生きてるだけで丸儲けですからね!

楽しく考えて、いい人生にしたいですよね。

不幸そうな人には近づかない

なんだか人生上手くいってなさそうな人って、顔に出ているときがありますよね。

そういう人と付き合う時は要注意です。

負のオーラをもらってしまうことがあります。

不幸顔の人は、悩みやストレスを抱えていることが多いですからね。

まとめ

看護師の世界には、悲しいですがいじめが多く存在するのは事実です。

しかし、これからの時代は若手が作っていきます。

今後いじめのない看護師の世界を作っていくために、自分がされたら嫌なことは、しないようにしていきましょうね!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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