看護師のyukinoです。
高度専門士という言葉を耳にしたことがあるでしょうか。
ある条件を満たすことで、与えられる称号のようです。
この称号は、看護師を目指すうえでどのようなことに役立つのかよくわからないという方に、「高度専門士って何?」「あった方がいいの?」ということについて、お伝えしていこうと思います。
高度専門士って何?
まずは、高度専門士の称号が付与される専門学校の要件として、文部科学省が発表している決まりが、4点あります。
1、修業年限が4年以上
2、総授業時数が3400時間(124単位)以上
3、体系的に教育課程が編成されていいること。
4、試験等により成績評価を行い、その評価に基づいて課程修了の認定を行っていること。
この4点となっています。
なんだか難しいことが書かれていますね。(笑)
簡単に言い直すと、「制度の整った4年制の看護専門学校で学び、すべての単位を取得して卒業すればいい」ってことです。
では、高度専門士の称号を得ることで、どのような利点があるのでしょうか。
それは、大学卒業と同等の資格として取り扱われるんです。
ということは、大学院への進学を希望するなら、大学院の入学資格が与えられるんですって!
通常、3年の看護専門学校卒者が大学院へ進学を希望した場合、一度大学へ編入して、不足した単位分を勉強してからじゃないと、大学院へ行くことが出来ません。
しかし、ばっちり勉強し、高度専門士の称号を得ているので、堂々と大学院へ入学することが出来るのです。
そもそも、大学院へ行って何するの?って話ですよね。
大学院って何するの?
大学院へ行くことで、より専門的なことを学ぶことが出来ます。
例えば、医師の場合、「内科」「小児科」「外科」「脳外科」などと専門が決まっていますよね。
看護師はそんなこともなく、配属された病棟に合わせて勉強するって感じです。
それよりも、「消化器内科の看護のスペシャリストに、私はなる!」という志を持っているなら、大学院でより専門的なことを学ぶことで、博士になることが出来るのです。
より専門的な看護をしたい看護師は多くいます。
臨床で5年働くことで、大学院へ入学することが出来るのですが、大学院へ入学し専門的な勉強をすることで、「認定看護師」というその分野のスペシャリストとなる看護師が増えてきています。
私の働いていた病院に皮膚の専門看護師がいたんですが、知識量がはんぱなかったですよ。
患者さんに皮膚トラブルがあった場合は、相談すると適切な処置を指示してくれ、皮膚について何を聞いても教えてくれるんです。
とても頼りになる存在でしたし、憧れましたね。
このように、看護の専門的な分野を学ぶことが出来ます。
あとは、学校で4年勉強した後に、大学院でも多くのことを学びますよね。
それにより、「看護管理」「看護研究」が出来ると評価され、管理職になりやすいとも言われているようです。
要は、出世しやすくなるかもってことですね。
他には、看護系大学で教員になることが出来ます。
看護系大学の教員は、教員免許はいらないみたいです。
臨床経験(3年くらい)と修士号が必要で、大学院へ行くことで修士号を得ることが出来るので、大学院へ入学・進学する人がいるのです。
長くなりましたが、一旦まとめますね。
大学院へ行くことのメリットとしては、
①専門的な勉強ができる(認定看護師になれる)
②管理職になりやすくなる
③看護系大学の教員になれる
ということですね。
一度、看護師として働いてから、大学院で学びという選択肢もあるので、知識として知っておくといいと思います!
あった方がいいの?
結局のところ、高度専門士称号を取得するほうがいいの?っていう話ですが、それは、あなた次第だと思います。
どうして看護師になりたいと思ったかが重要になってくるのではないでしょうか。
例えば私は、自宅で祖母が倒れた時、何もできなかったことが嫌で、看護師を目指しました。
なので、在宅で病気を抱えながら生活する方に関わる、在宅看護に興味をもちました。
在宅看護のスペシャリストを目指すために、大学院に進むのもありですが、私はそこまでは求めていないんです。
なので、3年制の看護学校を出て、看護師として働いているだけで、満足しています。
私の場合は、高度専門士の資格は不要です。
では、あなたはどうですか?
看護師として、キャリアアップをして、専門的な知識を手に入れておきたいという気持ちがあるのなら、4年制の専門学校へ行き、高度専門士の称号を得るのがいいと思います。
まだわからないから、とりあえず看護師として働いてから考える、っていうのも、もちろんありだと思います。
高度専門士とは何か、大学院で何を学べるのかを、知識として知っておくことはあなたにとって、有益なことだと思いますよ!
まとめ
高度専門士とは何か、大学院で何を学べるのか、あった方がいいのかについてお伝えしました。
キャリアアップを目指すなら、確実に、取得しておいた方がいいと思います。
今一度、なぜ看護師になりたいのか、どんな看護師が理想かについて考えてみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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