看護師のyukinoです。
看護実習で、ケアを拒否されることってありますよね。
前日に眠気と闘いながら、患者さんを想い、一生懸命立てた計画が拒否されるのって悲しいですよね。
でも、指導者や先生が声を掛けたら拒否なくケアが出来たりします。
なぜなのでしょう?
看護師のテクニックをお伝えしたいと思います。
離床の促し方
患者さんに必要なケアはたくさんあります。
清拭、入浴、足浴、トイレ誘導、食堂への誘導、口腔ケアなどがよく計画としてあがりますよね。
その中でも、離床の促し方について書いていきたいと思います。
そもそも、なぜ患者さんに離床が必要なのでしょうか?
ずっとベッド上で暇そうに過ごしているからですか?
それも一つの理由ですね。患者さんって、ある程度の急性期を過ぎ、倦怠感が軽減してきたら、暇そうなんです。
やることがなかったり、何をしていいかわからないから、ベッドで過ごしているんです。
そこで、患者さんの入院前の趣味であったり、興味のあることについて情報収集し、♯気分転換活動不足で、計画を上げて関わればいいと思います。
以前勤めていた病棟では、週に数回、離床を促すことを目的として手芸、習字などを食堂でする時間を作っていました。
手芸の内容はシュシュを作ったり、空き箱や牛乳パックにいい感じの和紙を貼って小物入れを作ったり、簡単だけど意外と使えるものを作成していました。
患者さんも喜んでくれていましたよ。
患者さんの興味のあることから、離床につなげることが出来ると思います。
しかし、趣味ややる気がある人って、離床を促したら拒否なく離床してくれるんですよね。
一番困るのは、やる気があまりなくて、「めんどくさいからやめとくわ」っていう人!
結構多いですよね。
まあ、入院中ですから、倦怠感もあると思います。
トイレ以外の時間を、ベッド上だけで過ごすことによって、下肢筋力の低下につながりますよね。
若者でも風邪で3日間寝込んだだけで、ふらふらとします。お年寄りなら、若者よりも筋力低下やふらつきが強くなるのは、少し考えればわかることです。
めんどくさがりな患者さんでも、リハビリは拒否なくしていると思いませんか?
なぜでしょう?
患者さん自身も、リハビリの必要性がわかっているからだと思います。
筋力低下は患者さんにとってよくないことですよね。
できれば、ベッドから離床し、歩行訓練が出来ればいいですね。
「ずっとベッドにいても、筋力低下するので、廊下を歩行しましょう。」
と言われて、「はい。喜んでいきます。」
となるでしょうか。
どちらかというと、「廊下を歩くだけか。いらないな。」となりそうです。
そこで、声掛けの内容を変えてみます。
「ちょっと、お散歩いきませんか?」
「売店へ買い物に行きませんか?」
「久々に外の風にあたりたくないですか?」
ベッドから離床し、歩行訓練をするための声掛けでも、印象が違いますよね。
患者さんが魅力を感じるワードを出すといいと思います。
患者さんにケアを拒否されないコツは?
先ほどもお伝えしましたが、看護師やリハビリスタッフは、患者さんが断りにくい声掛けをしています。
どんな声掛けと思いますか?
学生は「今から○○させていただいていいですか?」
と、確認を取りますよね。
この声掛けは正しいんですが、患者さんに考える時間があります。
患者「今からか…嫌だな。あとにして。」
となるんです。
看護師「今から○○しますね。」
「5分後に○○しに来ます。準備お願いしますね。」
など、前提として、ケアをすることは譲りません。というオーラを放っています。
看護師は一人の患者さんにかけられる時間は少ないですからね。患者さんも断りにくいと思います。
あとは、事前にその日のスケジュールを紙に書いて渡しておくと、お互いにスムーズに行動できます。
食事の時間、リハビリの時間、清拭や入浴、足浴の時間をお伝えしておくことで、「11時からリハビリなので、その前にトイレへ行きましょう。」「14時から足浴します。体調大丈夫ですか。」と、離床やケアにつなげやすいですよ。
まとめ
離床の促し方、ケアを断られないコツについてお伝えしました。
ケアを行うには、なぜそのケアが必要かを、あなた自身が理解しておく必要があります。
正しく理解できているかは看護記録に書き、指導者に確認するようにしてください。
ケアの促し方は、声掛けで大きく変わると思います。
実習は大変ですが、最後まで耐えきってください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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