看護師の仕事ってきつい?魅力ってなに?

看護師のyukinoです。

看護師の仕事ってきついって耳にしたことはありませんか?
何がそんなにきついんだろう?と思いませんか?

これから看護師になりたい!と思っている方に、看護師の何がきついといわれているのか、それでも看護師として働く魅力は何なのかについてお伝えします!

看護師の仕事って何がきつい?

働いていて、仕事がしんどいと思うことは、どんな職業でも同じだと思います。

その中でも看護師って特に大変そうなイメージはないですか?

私は、看護師として働いて数年たちますが、仕事がしんどくて辞めたくなったことは何度もあります。

休憩時間なんかは、「もう辞めたい…」「しんどい…」「自由になりたい…」と、誰かがつぶやいています。笑

何がしんどいかというと、理由はいろいろとあります。

 

夜勤があり、生活リズムが崩れるので体力的にしんどい

日勤は9:00~17:00くらいで、夜勤は16:30~翌朝9:00くらいの勤務です。

日勤だったり、夜勤だったりと不規則な生活になります。
体内時計も狂います。

仕事自体もずっと座っていられるわけもなく、点滴、コール対応、処置、急変、トイレ介助、おむつ交換、食事介助、内服準備など、常に動き続けているので肉体的にもぐったりです。

この、不規則な生活に慣れることが出来ず、看護師を辞めたり、夜勤のない職場を探す人も少なくありません。

ミスをすると患者さんの命に関わるため、常に緊張している

患者さんの身体に触れ、介助するのも、方法を間違えれば患者さんを傷つけてしまいます。

内服薬や点滴、注射を間違えれば…考えるだけで恐いですよね。

なので、患者さんの介助についても、スタッフ間で適切な介助ができるよう相談しています。

内服薬や点滴などは「これでもか!」ってくらい何度もチェックしてから患者さんに投与しています。

勤務する毎に、患者さんの命に関わる責任を感じながらになるので、なかなかのストレスです。

それでもミスをしてしまった時、心がつぶれそうなくらいダメージを受ける

ミスが起きないように常に気を張ってはいるんですが、作業している看護師は人間です。なので、ミスは起こってしまいます。

ミスを全くのゼロにすることは難しいのが現状です。

自分自身のミスが、患者さんに大きく影響することを理解しているからこそ、したくない、してはいけないミスをしたとき、息ができないくらいのダメージを受けます。

ミスをしたときほど、辞めたいと思うことはないかもしれません。

患者さんの急変時、対応できない自分自身への無力さを感じた時

日常的に行っている医療処置や介助については、日々上達していきます。

しかし、患者さんの急変はいつ、どんなことが起こるか誰にもわかりません。

特に新人のころは、急変時の対応なんて、教科書レベルでしかわかりません。それに、異常が起きている患者さんを目の前にすると、自分自身がパニックになって、どうしていいかわからなくなるんです。

とりあえず、先輩看護師と医師を呼びますが、ただ処置を見ているだけになるのが現状です。

そこで、自分自身の無力さを感じます。「せっかく看護師になったのに…」「何もできなかった…」と、自信喪失します。

こういうときも、「自分は看護師に向いてないから辞めよう」と思います。メンタル的にダメージを受けます。

認知症や気難しい患者さんの対応で、精神を削られる

認知症や気難しい患者さんは何も悪くないんです。色んな病気、性格の人がいることはわかっています。

わかっているんですが!毎日、認知症や気難しい患者さんと関わっていると「私は何をしてるんだろう…」「何のために看護師になったんだっけ…」と考えてしまうんですよね。

スタッフ間の人間関係が悪かったら、毎日つらい

どんな職場でもそうだと思いますが、人間関係が悪かったら、出勤するのもつらいですよね。

看護師って、結構しっかりと自分の考えを持っていて、主張できる人が多い気がします。(看護師が気が強いといわれる理由かもしれません。)

違う考え方同士がぶつかって、病棟の雰囲気が悪くなったこともあります。しかも、年配のベテラン看護師同士の対立なんて最悪ですね。

私の同期入職の子で、恐い先輩に目をつけられてしまい、2年目で辞めてしまった子もいました。

人間関係のトラブルも嫌ですよね。

 

体力的なこと、患者さんの命に関わる責任ある仕事であること、ミスする恐さ、自分の無力さを感じた時、難しい患者さんの対応、人間関係などから、「看護師つらい」「きつい」「辞めたい」という看護師が多くいるんです。

でも、「きつい」「しんどい」と言いつつ、辞めずに看護師を続けているいる人って多いんですよね。

なぜなのでしょうか?

きつい仕事なのに看護師として働く魅力は?

看護師はきついけど、辞めない理由があります。

それは、看護師は毎日、患者さんにとって一番いい治療や介助、関わりをしようと思って接しています。

その結果、患者さんが元気になったり、笑顔を見せてくれたり、いい状態で退院する姿を見ることが出来た時、すごくうれしいんです。

患者さんから「ありがとう!」って言われた時は、本当にやりがいを感じます。

特に認知症や気難しい患者さんに「ありがとう」なんて言われたら、1日ニヤニヤできます。

こういう、「患者さんのためになった」という実感が出来た時にとても看護師としての魅力を感じます。

他にも、日々医療の現場に出て、勉強し、知識を得ることで、自分にできることが増えます。知識が増えると、患者さんの命を救える機会が増えるということであり、魅力を感じる一つだと思います。

あとは、給料がいいってことも看護師として頑張れる一つの理由です。

きついのに給料安かったら、だれもやりませんよね。

そして、患者さんと関わることって楽しいんですよ。自分の知らないことをたくさん知っているお年寄りの話を聞くだけで面白いです。

患者さんは人生の大先輩が多いですからね。子育てや恋愛なんかのアドバイスをもらったこともあります。笑

きつい、しんどいことも多い看護師ですが、それ以上に看護をすることの魅力や患者さんに関わる楽しさがあるから、続けられるんです。

まとめ

看護師の仕事って何がきついのか、きついのにどうして続けられるのかについてお伝えしました。

命の現場で働いているからこそ、責任や緊張はあるけど、その分患者さんが元気になった姿を見ることの喜びが大きく、魅力があります。

色々とお伝えしましたが、私が言いたいのは「看護師っていいですよ!」ってことです。

もし職場の人間関係が悪くても、どこでも求人があるので、転職し放題ですからね!

これから看護師になりたい方は、ぜひ頑張ってください!
一緒に働ける日を楽しみにしています!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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